学芸大学駅周辺の住みやすさは?交通アクセス・治安などから住み心地を解説

学芸大学駅周辺の住みやすさは?交通アクセス・治安などから住み心地を解説

東急東横線の急行停車駅として人気の「学芸大学駅」は、渋谷・横浜両方の中心地へのアクセスがよく、商店街もいくつかあり、買い物に不自由がなく魅力的な街です。また、行政による子育て支援が積極的に行われており、医療機関も充実しているためファミリー層にもおすすめできます。

この記事では、学芸大学駅周辺の街の特徴、交通アクセス、街並みや生活利便性や公共施設、子育て環境などから、住み心地について説明します。

学芸大学駅はどんな街?

学芸大学駅は東京都目黒区の中心部に位置し、東急東横線の急行停車駅のひとつで非常に便利な駅です。

学芸大学駅周辺は、にぎやかな商店街、少し離れると閑静な住宅街が広がっており、「都会的な利便性」と「落ち着いた住宅街」が絶妙に調和した街と言えます。古き良き下町の雰囲気を残しつつ、個性的なカフェやショップも点在しており、住みやすさと便利さを兼ね備えた魅力が溢れます。駅を挟んで東西に活気ある商店街が広がり、一歩路地に入れば静かな高級住宅街が続くのが特徴で、単身者からファミリー層まで幅広い世代に愛される、目黒区を代表する住みよいエリアです。

学芸大学という地名の由来

「学芸大学駅」の名前は、かつてこの地にあった「東京学芸大学」に由来しています。その東京学芸大学はすでに移転していますが、その名残からか知的で洗練された雰囲気が漂っています。

東京学芸大学が移転してから半世紀以上経過しているものの、現在も学芸大学駅の名称はそのままです。駅名が紛らわしいとの意見から、過去に改名が検討されたこともありましたが、東急電鉄が1999年に目黒区民に駅名変更に関するアンケートを行い、駅名変更のアンケート結果において反対意見の方が多かったため、「学芸大学」の駅名が今もなお受け継がれています。なお、1964年に東京学芸大学は小金井市へ移転していますが、東京学芸大学附属高等学校は現在も学芸大学駅が最寄駅になっています。

出典:朝日新聞社「朝日新聞縮刷版(1999/6)
出典:朝日新聞社「朝日新聞縮刷版(1999/7)

学芸大学駅のアクセス情報は?

通勤・通学のしやすさは住みやすさを左右する重要ポイントです。学芸大学駅は東横線の利便性に加え、路線バスで周辺主要エリアへもつながります。

学芸大学の強みは、渋谷・横浜の両方の方面へ移動しやすく、さらに直通運転で行き先が広がる点です。都心側へ「短時間で出られる」だけでなく、乗り換えの少なさが日常の疲労を減らしてくれます。通勤時間は同じでも、乗り換え回数が少ないほどストレスは小さくなるため、アクセス評価は所要時間だけで判断しないのがコツです。

一方で東横線は人気路線のため混雑しやすい路線でもあります。満員電車が苦手な人は、時差出勤の可否や、各駅停車も含めた乗り方、混雑のピーク時間帯を想定しておくと引っ越し後の後悔を防げるかと思いますので参考にしてみてください。また、電車が止まってしまったときの代替手段があるかどうかも、実は住みやすさに直結します。学芸大学はバスや徒歩移動で周辺幹線道路へ出やすく、目黒方面経由で移動する選択肢があるため、遅延などのアクシデントにも強いエリアです。

電車でのアクセス

学芸大学駅は東急東横線の急行停車駅です。急行を使えば渋谷方面へ短時間で行きやすく、横浜方面にも一本で行けるため、都心勤務にも神奈川方面勤務にも対応しやすい駅です。

学芸大学駅から主要駅へのアクセス時間は以下の通りです。
主要駅への所要時間:

行先

所要時間目安

利用路線

渋谷駅

約7分

東急東横線急行

新宿三丁目駅

約14分

東急東横線急行‐東京メトロ副都心線通勤急行直通

池袋駅

約21分

東急東横線急行‐東京メトロ副都心線通勤急行直通

横浜駅

約25分

東急東横線急行

元町・中華街駅

約33分

東急東横線急行‐みなとみらい線直通

品川駅

約27分

東急東横線急行‐JR山手線

東京駅

約37分

東急東横線急行‐JR山手線

 

※曜日・時間帯により所要時間は異なります。

出典:NAVITIME

 

東横線は東京メトロ副都心線、横浜側ではみなとみらい線と直通運転があります。これにより渋谷での乗り換えなしで池袋方面へ、横浜での乗り換えなしでみなとみらい方面へ行けるなど、休日の移動も含めて行動範囲が広がります。お出かけが好きな方や移動が多い方は直通運転は非常に助かるポイントかと思います。

朝夕の通勤ピークの時間帯に混雑しやすい路線なので、在宅勤務やフレックスが使える人は時間をずらすだけで体感が大きく変わります。また、運休や大幅遅延時に備え、目黒方面へバスで出てJRや地下鉄へ接続するなど、迂回ルート・回避ルートを事前に把握しておくと安心です。駅から少し歩く前提でも、代替ルートがあるかどうかは住んでから快適さを左右しますので要チェックです。

路面バスでのアクセス


学芸大学駅周辺は路線バスも使いやすく、目黒・五反田・恵比寿方面などへつながるルートが生活の補助になります。電車一本で行けない目的地に対して、乗り換えを減らせるのがバスの価値です。とくに雨の日や荷物が多い日、子ども連れの移動では路線バスの充実度に助けられるかと思います。

路面バスの基本運行状況:

  • 五反田駅行き:平日15〜30分間隔(東急バス)
  • 恵比寿駅行き:平日10〜20分間隔(東急バス)

運行本数はルートや時間帯で差がありますが、駅周辺から目黒通りなどの幹線道路に出ると選択肢が増えます。地図で見る距離より、信号や歩道の広さで体感が変わるため、引っ越し前に一度歩いて確認するのがおすすめです。

通勤時間帯や天候不良時はバスも混雑しやすく、道路状況で所要時間も差があります。逆に言えば、東急東横線が遅れたときにバスへ切り替えられる人は、帰宅の安定性が上がります。定期的に使うなら、混む時間帯と空く時間帯を覚えておくと、ストレスの少ない暮らしができるかと思います。

学芸大学駅の街並みは?

 

学芸大学駅の周辺には、学芸大学東口商店街と学芸大学西口商店街を中心として、全部で6つの商店街があり、常に人でにぎわっています。

東口側は生活密着の店がまとまっていて日用品が揃えやすく、西口側は公園や落ち着いた空気を感じやすい導線があるのが特徴です。どちら側に住むかで、帰宅時に立ち寄る店や混雑の感じ方が変わります。ファッションや日常品、雑貨のお店やレストランなどひと通りのものが商店街に揃い、また下町情緒を感じさせるお店や近代的な雰囲気を感じさせるお店など、さまざまな種類の店舗が軒を連ねており、雰囲気は抜群です。商店街は個人店とチェーンのバランスが良く、外食の選択肢が幅広いです。気軽な飲食からカフェまで揃うため、自炊の頻度や生活リズムに合わせて無理なく回せます。休日の混雑は繁華街ほど極端になりにくい一方、人気店は並ぶこともあるので、ピーク時間を外すだけで快適さが上がります。

出典:学芸大学東口商店街 公式サイト

出典:学芸大学西口商店街振興組合 公式サイト

出典:めぐろ観光まちづくり協会「おすすめスポット 「学芸大学駅界隈」」

スポット


学芸大学らしさは路地や高架下にあります。大通りから一本入った場所に、意外性のある店が点在していて散策が楽しい街です。

学芸大学駅から徒歩約1分の高架下には、「GAKUDAI KOUKASHITA(学大高架下)」と呼ばれる複合商業施設があります。これは、豊富な食料品を扱う一画の「学大市場」や便利な雑貨・サービスを提供する「学大小路」、そしてレストランゾーンである「学大横丁」および東急ストアが集まった施設です。

お買い物情報

学芸大学駅界隈

学芸大学エリアには、日々の買い物に便利なスーパーマーケットやコンビニエンスストアが充実しています。駅近にスーパーがあり、ドラッグストアや100円ショップなども揃いやすいので、買い忘れにも対応できます。帰宅が遅い日でも利用しやすい営業時間の店があると、助かりますよね。

  • 東急ストア 学芸大学店:駅直結、営業時間8:00〜24:00
  • 肉のハナマサ 都立大店:徒歩1分、営業時間9:00〜22:00
  • まいばすけっと 学芸大学東口店:徒歩2分、営業時間7:00〜24:00
  • 栄屋精肉店:徒歩4分、営業時間9:00〜22:00

学芸大学駅に直結する「東急ストア 学芸大学店」は、TOKYUポイントが利用可能な地域密着型スーパーです。8時から24時まで営業しています。惣菜や生鮮品、日用品まで一通り揃うため、通勤・帰宅途中の買い物に便利です。

学芸大学駅東口の「ボラボラ」では、旬の野菜や果物がリーズナブルに手に入ると評判です。

昔ながらの「栄屋精肉店」では、新鮮なお肉を購入できるほか、メンチカツや唐揚げ、牛すじが人気メニューとなっています。
手軽に立ち寄りやすい都市型小型食品スーパー「まいばすけっと 学芸大学東口店」は、7時から24時まで営業しています。日用品や食料品を、リーズナブルな価格でコンビニ並みの気軽さで買い揃えられます。コンビニより生鮮食品が多く取り揃えられていることも特徴です。コンビニエンスストアは駅周辺をメインに、セブンイレブンやファミリーマートなどが徒歩圏内に揃っています。

クリニック・病院の充実度


近くにすぐに行ける病院やクリニックがあるかどうかもチェックしておきたいところです。

学芸大学駅周辺には内科、小児科、歯科、皮膚科などのクリニックが点在しており、体調不良の際には来院しやすい環境です。大きな病院にいきなり行くより、まず近所のクリニックで相談し、必要に応じて紹介を受けられたり、通院の頻度が高くなった場合も近さがそのまま負担の軽さになります。

バスに15分程度乗車すると「国立病院機構 東京医療センター」などの総合病院もあり、高度な医療が必要な際も安心です。そのほか、徒歩5分圏内には田口医院や今井医院、目黒病院など複数の診療所があります。

学芸大学駅周辺の子育て環境は?

学芸大学駅のある目黒区は、子育て支援が充実しています。特に保育施設の待機児童対策には力を入れており、2025年度も「待機児童ゼロ」を継続中です。 こうした保育環境の整備が進んでいることは、共働きの世帯の方に大きな安心材料となるのではないでしょうか。また、祐天寺方面にある「目黒区立守屋図書館」は、充実した児童書コーナーに加え、学生向けの自習スペースも備えられています。図書館が近くにある環境は、お子さまの読書習慣化やお友だちとの触れ合いの場として活躍します。

出典:目黒区「守屋図書館」 

出典:目黒区「保育所の待機児童対策」


保育・教育施設


目黒区は待機児童対策に力を入れており、目黒区の待機児童数は令和7年4月時点で0人です。令和2年4月に待機児童ゼロを達成して以来、その後も待機児童はゼロを継続しており、東京23区内でも子育て環境として優れています。
学芸大学駅周辺にも支援施設が充実しています。学芸大学駅周辺で利用可能な主な保育施設を紹介します。

出典:目黒区「保育所の待機児童対策」

認可保育園

  •  さくらさくみらい 学芸大(徒歩2分) 
  •  さくらさくみらい鷹番(徒歩5分) 
  •  アソシエ学芸大学南保育園(徒歩5分) 
  • 碑文谷もみじの森保育園(徒歩9分)

 出典:目黒区「認可保育園等の施設、サービス等の紹介」 

小学校区


学芸大学エリアは教育熱心な世帯が多く、周辺の塾や習い事施設も賑わっています。学芸大学周辺では以下の小学校などが指定校になります。どの小学校も地域の評判は良好です。

  • 目黒区立鷹番小学校
  • 目黒区立五本木小学校
  • 目黒区立上目黒小学校

中学校区


学芸大学駅周辺では以下の中学校などが指定校になります。小学校同様、落ち着いた家庭環境の生徒が多く、どの中学校も地域の評判は良好です。

  • 目黒区立目黒中央中学校
  • 目黒区立目黒南中学校
  • 目黒区立目黒西中学校
  • 世田谷区立駒留中学校

公園

徒歩圏に公園があるかどうかは、子育てのしやすさを大きく左右します。学芸大学周辺には、遊具で遊べる公園に加え、池やボート、動物と触れ合える広場があるような公園もあり、休日の過ごし方の選択肢が広がります。無料や低価格で楽しめる場所が近いと、日常の満足度が上がります。

駅から歩いて数分ほどの場所にある「碑文谷公園」は、ボートが楽しめる「弁天池」や、ポニー乗馬や動物とのふれあいが可能な広場があり、休日に多くのご家族で賑わう憩いの場となっています。

碑文谷公園

碑文谷公園

また、駅の南西側に進むと、目黒区内で唯一の釣り堀池がある「清水池公園」もあります。 園内には小さなお子様が遊ぶことができる遊具もあり、ご家族で一日を過ごすのにもぴったりです。

清水池公園

清水池公園

出典:めぐろ観光まちづくり協会「おすすめスポット 「碑文谷公園」」

出典:めぐろ観光まちづくり協会「おすすめスポット 「清水池公園」」

 

混雑度は季節や時間帯で変わりますが、少し時間をずらすだけで快適に使えることも多いです。子どもが小さい時期は短時間でも外遊びの機会を作れるかが重要なので、ベビーカーで行きやすい道か、日陰やトイレがあるかなど、設備面も確認するとよいかと思います。

週末は近場の公園で軽く遊び、気分転換に自転車圏の大型公園へ行く、といった使い分けもできます。日常の公園と、休日の大きな遊び場が両方持てると、子どもの成長に合わせて過ごし方を更新しやすく、街への愛着も深まります。

目黒区の子育て支援制度


目黒区では充実した子育て支援制度を提供しています。18歳到達後最初の3月31日までの、国内に居住する児童を養育しているかたに適用されます。

  • 児童手当
    • 0歳以上3歳未満月額15,000円
    • 3歳以上18歳(最初の3月31日まで)まで月額10,000円
    • 第3子以降 月額30,000円
  • 子ども医療費助成制度:医療費の自己負担分無料
  • 物価高対応子育て応援手当:子ども1人あたり20,000円の手当を支給

 

出典:目黒区「子育て支援」

※詳細な最新情報は、必ず目黒区の公式サイト「子育て支援」等でご確認ください。

学芸大学駅の治安の良さは?

学芸大学駅周辺は治安がよいと評判の地域です。近くに高級住宅街もあり、住民のセキュリティ意識が高いためトラブルが少ないことが理由として挙げられます。
東京23区のほかのエリアと比較しても犯罪件数は少なく、過去5年間で減少傾向です。学芸大学駅周辺を管轄する碑文谷警察署の発表では、1年間の犯罪件数が2020年には706件だったのに対し、2024年には690件まで減っています。
重大犯罪の発生は過去5年間でゼロ件となっており、女性の一人暮らしや子育て世帯にとって安心できる環境といえます。

出典:警視庁 「碑文谷警察署 過去5年間の刑法犯の推移」

学芸大学駅で良質な暮らしを始めましょう

学芸大学エリアは、都心へのアクセスの良さや教育環境の充実、緑豊かな住環境、落ち着いた街並みが魅力の街です。若い世代からファミリー、シニア世代まで幅広い年齢層が快適に暮らせる環境が整っており、都会の利便性と穏やかな暮らしを両立したい方にとって理想的な住まいの選択肢となるでしょう。

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筆者
ハンドル 住まいの手引き 編集部

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