駒場東大前駅周辺の住みやすさは?交通アクセス・治安などから住み心地を解説
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東京大学駒場キャンパスの正門を出てすぐという、全国でも珍しい立地の駒場東大前駅。渋谷まで電車で3分ほどという利便性を持ちながら、キャンパスの緑や歴史ある邸宅、静かな住宅街が広がる落ち着いた街でもあります。今回は、駒場東大前駅周辺の住みやすさについて、アクセス情報、暮らしに根ざした街並み、子育て環境や治安までをくわしくご紹介します。
駒場東大前駅エリアはどんな街?

駒場東大前駅の西口
この街には、まだ知らないことがある。
渋谷から電車でわずか数分。それでいて、東京大学のキャンパスと緑に包まれた、静かな時間が流れる街——。
駒場東大前駅は、東京都目黒区の北部に位置する、京王井の頭線唯一の目黒区内の駅です。駅の東口を出ると目の前に東京大学教養学部・駒場キャンパスの正門が広がり、学生や研究者の姿が街の日常風景に溶け込んでいます。急行が停車しない各駅停車のみの駅であるぶん、駅前が過度に混雑することはなく、落ち着いた時間が流れているのもこの街らしさです。
駅の東側にはキャンパスと商店、西側には静かな住宅地と緑豊かな公園が広がっており、同じ駅でも方向によって表情が異なります。西口を出て少し歩くと、旧前田家本邸の洋館や和館が残る駒場公園があり、都心にいながら歴史的建築や自然に触れられる環境が整っています。歩くほどに新しい顔を見せてくれる、奥行きのある文教地区といえます。
「駒場東大前」の名前の由来
「駒場」という地名は、江戸時代にこの一帯が幕府の馬の調教場や将軍家の鷹狩場として利用されていたことに由来するといわれています。もとは武蔵野台地の一角にあった原野でしたが、明治時代に入ると駒場農学校(のちの東京帝国大学農学部)が置かれ、学びの地としての歴史が始まりました。
現在の駅名は、かつて存在した「駒場駅」と「東大前駅(一高前駅)」という2つの駅が統合されてできたものです。1933年に帝都電鉄(現在の京王井の頭線)の東駒場駅・西駒場駅として開業し、その後の改称と統合を経て、1965年に現在の「駒場東大前駅」という名称になりました。東京大学のキャンパスがすぐそばにあることが、駅名にもはっきりと表れています。
駒場東大前駅のアクセス情報

電車でのアクセス
駒場東大前駅は京王井の頭線が乗り入れる駅で、渋谷方面・吉祥寺方面のどちらへも各駅停車で移動できます。急行は停車しませんが、駅間距離が短いため、各駅停車でも都心へのアクセスにストレスは感じにくいでしょう。
主要駅への所要時間目安:
・渋谷駅:約3〜4分
・下北沢駅:約3分
・吉祥寺駅:約15分
・新宿駅:約13分(下北沢駅で小田急線に乗り換え)
※所要時間は時間帯や乗り換え状況によって変動します。
渋谷駅では東京メトロ各線やJR山手線、下北沢駅では小田急線に乗り換えられるため、都心の主要エリアへも移動がスムーズです。通勤ラッシュ時の渋谷方面はある程度の混雑があるものの、乗車時間そのものが短いため、体感的な負担は軽めといえます。
路線バスでのアクセス
駒場東大前駅周辺には京王バスの停留所があり、電車が利用しにくい時間帯や、少し離れたエリアへの移動にも便利です。最寄りは「東大裏」バス停(駅から徒歩約6分)や「二ツ橋」バス停(駅から徒歩約7分)です。
・渋55系統:渋谷駅~東大裏・二ツ橋・駒場リサーチキャンパス~東北沢駅
・渋65系統:渋谷駅~東大裏・二ツ橋・駒場リサーチキャンパス~東北沢駅・笹塚駅(循環)
渋谷方面へ複数の系統が発着しているため、電車と組み合わせてルートを選びやすいのもうれしいポイントです。
出典:京王バス|京王バスグループ
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駒場東大前駅エリアの街並みは?
駅周辺には、キャンパスと住宅街、商店が近い距離に集まっており、日常の用事のほとんどを徒歩圏内ですませられる暮らしやすさが特徴です。ここでは、駒場ならではの学びと文化を象徴する代表的なスポットをご紹介します。
代表的なスポット
東京大学駒場キャンパス
駅の東口を出るとすぐ目の前に広がる、東京大学教養学部のキャンパス。正門周辺には緑豊かな並木道が続き、地域住民が散策する姿も見られます。学園祭「駒場祭」の時期には多くの来場者でにぎわい、地域の一大イベントとなっています。
公式サイト:東京大学教養学部・大学院総合文化研究科
駒場公園(旧前田家本邸)

駅西口から徒歩8分ほどの場所にある広大な公園で、加賀百万石当主・前田利為侯爵の邸宅跡地を活用しています。国の重要文化財に指定されている洋館・和館は無料で見学でき、芝生広場や雑木林の散策路もあるため、散歩やピクニックにも適した憩いの場です。
公式サイト:目黒区「駒場公園」
日本民藝館

柳宗悦が提唱した民藝運動の拠点として1936年に開館した美術館。陶磁器や染織品、木漆工品など、日本各地の手仕事による工芸品を数多く収蔵・展示しています。駒場公園と合わせて訪れる人も多く、静かに文化に触れられるスポットです。
公式サイト:日本民藝館
知る人ぞ知る!穴場スポット
華やかな繁華街こそありませんが、駅周辺には一般の人もふらりと立ち寄れる、地元でひそかに知られたお店や施設があります。住むほどに新しい発見が増えていく、そんな楽しみ方ができるのもこのエリアならではです。
Dining Lab 食堂コマニ
駒場リサーチキャンパス内にある学食で、学内外を問わず誰でも利用できます。無農薬・無添加の食材にこだわった料理を提供しており、特に、むすびたての「おむすび定食」が人気です。
公式サイト:Dining Lab 食堂コマニ
Bundan Coffee & Beer
駒場公園内、日本近代文学館に併設されたブックカフェ。壁一面の本棚に囲まれたテラス席で、文豪の作品にちなんだメニューを楽しめる隠れ家的スポットです。
べにや民芸店
1962年創業、2017年から駒場の地で営業を続ける老舗の民芸店。陶磁器や織物など日本各地の手仕事品が並び、日本民藝館とセットで訪れるファンも多いお店です。
公式サイト:べにや民芸店
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お買い物情報
駅周辺にはコンビニ型の小型スーパーが複数あり、大型商業施設こそ少ないものの、駅から数分の範囲で日々の買い物が完結する手軽さがあります。
・まいばすけっと 駒場東大前駅前店:営業時間 7:00〜24:00、駅徒歩1分
・まいばすけっと 駒場一丁目店:営業時間 8:00〜24:00、駅徒歩3分
※各店舗の営業時間は変更になる場合があります。
文化施設・公共施設
・駒場住区センター(目黒区)
地域住民の交流拠点となっている、目黒区の公共施設です。駅から徒歩8分ほどの場所にあり、会議室や集会スペースが利用できるほか、地域のサークル活動やイベントの場、行政手続きや各種相談窓口としても活用されています。
公式サイト:駒場住区センター(目黒区)
・日本近代文学館
駒場公園内にある文学専門の博物館で、明治以降の文学資料や貴重な原稿など約120万点を収蔵しています。年に数回の展覧会や講座も開催されており、地域の文化的な拠点のひとつとなっています。
公式サイト:日本近代文学館
・東京大学駒場博物館
旧制第一高等学校の図書館を改修した建物を利用する、入館無料の博物館です。美術博物館と自然科学博物館が同居し、マルセル・デュシャンの「大ガラス」レプリカなどが常設展示されています。
公式サイト:東京大学駒場博物館
クリニック・病院の充実度
駅周辺には内科や小児科、アレルギー科などを扱う個人クリニックがあり、日常的な体調管理やお子さまの急な発熱にも対応しやすい環境です。大規模な総合病院は駅の近くには少ないものの、電車で数駅圏内には総合病院もあるため、万一の際も安心です。
駒場東大前駅エリアの子育て環境は?
大学キャンパスの緑と静かな住宅街に囲まれた駒場は、落ち着いた環境で子育てをしたいファミリー層にも支持されています。駅周辺には保育園や公園が身近にあり、送り迎えの負担も少ない距離感です。教育機関が集まる文教地区らしく、地域全体で子どもを見守る空気が根づいています。
- 駒場保育園(認可):駅から徒歩4〜5分、静かな住宅街の中にあり、駒場公園や駒場野公園への散歩を保育に取り入れています
- 東大駒場地区保育所(認証):駅から徒歩3分、東京大学教養学部の施設内に立地
※最新の情報は目黒区のホームページをご確認ください。
出典:目黒区「教育・子育て施設」
小学校(通学区域校)
駅からのアクセスがよく、登下校時には地域のボランティアによる見守り活動も行われています。
- 目黒区立駒場小学校
中学校(通学区域校)
駒場小学校の卒業生の多くは、目黒区立第一中学校へ進学するのが一般的です。
- 目黒区立第一中学校
※実際の通学区域は住所によって異なります。最新の情報は目黒区のホームページでご確認ください。
出典:目黒区「教育・子育て施設」
公園・遊び場
緑豊かな公園がいくつかあり、週末の家族でのお出かけや、子育て中の気分転換にも活用できます。
- 駒場公園:旧前田家本邸の洋館・和館があり、芝生広場や雑木林の散策路で自然と触れ合えます
- 駒場野公園:駅からほど近く、江戸時代の原野の面影を残す自然観察の森としても知られています
子育て支援制度
駒場東大前駅は目黒区にありますが、駅の西側は世田谷区と隣接しており、世田谷区在住の方が利用する駅でもあります。そのため、住まいを検討する際は両区の子育て支援制度を知っておくと安心です。
目黒区
- ファミリー世帯家賃助成:18歳未満の子を扶養する世帯に対し、月額2万円を最長3年間助成(区内の民間賃貸住宅が対象、所得要件あり)
- こども家庭センター(子育てひろば):乳幼児とその保護者が気軽に相談・交流できる施設
- 家事育児支援ヘルパー派遣事業:出産前後の家庭に家事・育児サポートを派遣
- 目黒区ベビーシッター利用支援事業:一時預かりの利用料を助成
世田谷区
- 医療費助成:0〜18歳までの通院・入院費が無料(東京都共通)
- せたがや子育て利用券:妊娠中または2歳未満の子がいる家庭に、産前・産後サービスに使える利用券(1万円相当)を支給
- 産後ケアセンター:産後4か月未満の母子を対象に、宿泊・日帰りでケアを受けられる施設を設置
- おでかけ広場:無料で利用できる親子の遊び場・育児相談の場を区内各所に設置
- 世田谷版ネウボラ:妊娠期から子育て期まで切れ目なくサポートする、フィンランド式の相談支援体制
※制度の内容や対象条件は変更される場合があります。最新情報は各区の公式ホームページでご確認ください。
出典:目黒区「子育てに関する手当・助成」
出典:世田谷区「子育て支援」
駒場東大前駅周辺の治安の良さは?
駒場東大前駅周辺は、東京大学のキャンパスを中心とした文教地区であり、治安の面でも良好とされているエリアです。学生や研究者が多く暮らす落ち着いた雰囲気に加え、閑静な住宅街が広がっているため、街全体に住民の目が行き届きやすい安心感があります。
また、駅周辺には交番があり、大きな繁華街がないことから、深夜の騒音トラブルなども比較的少ない環境といえます。女性の一人暮らしや小さなお子さんのいるご家庭でも、比較的安心して暮らしやすいエリアです。とはいえ、住宅街特有の注意点として、留守が続くときや1階の部屋にお住まいの場合は、基本的な戸締まりを心がけておくとより安心です。
※治安の状況は時期によって変化することがあります。最新の情報は警視庁のホームページなどでご確認ください。
出典:警視庁 目黒署
駒場東大前駅エリアで良質な暮らしを始めましょう
駒場東大前は、渋谷や下北沢といった人気エリアのすぐそばにありながら、東京大学のキャンパスと閑静な高級住宅街が共存する、独特の気品をまとう街です。緑豊かな公園や歴史ある文化施設に加え、こだわりのカフェや老舗のお店など、知る人ぞ知るスポットが点在しているのも大きな魅力。派手な繁華街にはない、静かでセンスのいい豊かさが、日々の暮らしをそっと支えてくれます。
便利さと落ち着き、そして知的で洗練された雰囲気を大切にしたい方にとって、駒場東大前はきっと心地よい選択肢になるはずです。この街で、新生活の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
ハンドルでは、中古・リノベーションマンションを多数ご紹介しています。新しい暮らしを検討している方は、ぜひ一度ハンドルをご覧ください。
駒場東大前駅のおすすめ物件をご紹介
良質な中古住宅を通じて、良質な暮らしに出会う住まい探しのお手伝いをする「ハンドル」。
そのハンドルが、中古住宅の購入をご検討されている皆さまに向けて、住まい選びの基礎知識やローンやリノベーションマンションの情報、暮らし方のヒントなど、さまざまな情報をお届けしています。
近年、初めてのマイホームとして中古物件やリノベーションマンションを選ばれる方が増え、「中古マンションの購入」や「リノベーション」は、住まい選びの選択肢として徐々に身近な存在になってきています。
「住まいの手引き by ハンドル」を通して、一人でも多くの方に「中古マンション」「リノベーションマンション」という選択肢を知っていただき、住まい選びの参考としてお役立ていただけましたら幸いです。
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